タッリャータは、肉をスライスしたステーキで、トスカーナでは主に赤身の牛肉のステーキとなる場合が多いです。
セコンド・ピアットとしてほとんどのリストランテ、トラットリアで見かける人気定番メニューです。基本的にビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ同様、赤みを残したレアで提供されます。
ソースはオリーブオイルと塩にローズマリーのハーブのアクセントがあるもの。ルーコラやポテトの付け合わせがトスカーナでは一般的です。
たまに、ポルチーニの茸と合わせたタッリャータをメニューとして扱うお店もあります。
タッリャータとはTAGLIATAと書き、イタリア語で動詞“切る”TAGLIAREタッリャーレの変化でそのままの意味で“カットした(肉)”となります。
Tagliata di Manzo タッリャータ・ディ・マンゾで牛のスライスステーキです。